借地権の価値決定

借地権の評価を行う際に必要となってくるのが、不動産鑑定士による見積もりです。
借地権の取引を行う際に、鑑定評価を利用することで、取引を有利に進めることができます。
そもそも借地権とは、建物の所有を目的として土地を地主から借りる権利のことで、その価値は非常に変動しやすいのです。
まず、借地権には借地借家法の定める借地権と、旧借地法の定める借地権とに分かれています。
1992年の法改正により分裂した、ふたつの借地権に基づく規定によっても価値が変わります。
また、取引慣行の度合いや、当事者との取引なのか第三者との取引なのかによっても、鑑定評価が変動するのです。
このように、借地権の価値は、契約内容、地域、期間などによって価値が異なるために、不動産鑑定士による鑑定評価書の作成が必要となってくるのです。

評価を大きく左右する要素となる、借地権の取引慣行の度合いとは、その地域に借地権の取引を行う慣行があるかないかということで、慣行化している地域とそうでない地域では、当然ながら評価基準も大いに異なるのです。
また、借地権の評価において名前を見かける底地と呼ばれるものがあります。
これは、地主による土地の所有権であるため、借地権の価値には含まれません。
ですので、底地は地主などの賃貸人に対して生じる価値と言えます。
地主にとっても、借地権によって生じる損得は重要な問題であるため、底地に限らず、不動産鑑定士のアドバイスを受けることができます。



○関連サイト
借地権の売買 → → 不動産鑑定士に借地権の売買や評価について相談ができます。

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